「値段は目安」とよく聞きますが、間違いではないと思います。
CMもしてたし、雑誌にも載ってるし、獣医でも扱ってるから安心!なんて事はありません。
人間の化粧品が有名ですが、頻繁にCMしてる物の原価は数円とか。それをウン千円で売るんですね。
ドッグフードも同じ事が言えます。
本当に良い物は口コミでジワジワ広がります。
ネットを参考にするのもいいですが、周りの犬友達に聞くのが一番です。ネットだと、商品到着した時点での口コミ投稿などもあるので、長い間食べ続けた結果ではないんですよね。
粗悪フードの代表格「着色料」「保存料」「4Dミート」は最低でも気をつけたい事。
『着色料』・・・犬の味覚は人間の1/5。ほとんど嗅覚で食べています。
さらに、犬の食事の仕方は「ある程度小さく噛み千切ったら丸飲み」。
赤や緑や黄色の色をつける必要はありませんね。骨の形にする必要もありません。
『保存料』・・・ドッグフードだけで一生を過ごす場合、体重の1/3の保存料を摂取すると言われています。
ドッグフードには必要な物だと思いますが、保存料の種類に注意しましょう。
「ミックストコフェロール」等の天然の物は体には優しいのですが保存力は落ちます。保存に注意しないと、カビを摂取する事になり病気を招きます。
「BHA」等の合成の物は保存力は高いのですが体には悪いです。
どちらを選ぶかは飼い主次第。
また、加工段階で添加物を入れなければ「無添加」と表示できます。
原材料には体に悪い合成添加物を大量に使っている事もあるので、消費期限がやたら長い物は避けましょう。
選ぶ際は何を見ればいい?
上記3つはフード選びの最低基準。
ここからはちょっと
犬は「肉食寄りの雑食動物」です。肉類を最も必要とし、消化も得意です。
主原料が肉の物を選びましょう。
原材料の3つ目までを主原料と思って下さい。
5%以上入っていれば「牛・鶏・ラム」等、食材名を記載できます。
「肉類」や「ミートミール」と表示されてる物はまともな肉が入ってないと思っていいです。
また、「大豆ミール」は、胃捻転の原因になると訴訟問題にもなっています。ペット事情が日本よりも進んだ海外での話ですが。
栄養分もほとんど無いので、入ってない物を選びましょう。
☆よくある誤魔化し表記例☆
「肉類・コーン・コーングルテン・コーンミール」
一見、肉が主原料のようですが・・・コーン関係を足したら肉より圧倒的に多そうです。言い方を変えてるだけで、主原料はコーンです(笑)
愛犬に合ってるかどうか。
先にも書いた通り、犬は「肉食寄りの雑食動物」。
犬種や個体により、ほぼ肉だけでOKな犬・野菜が多い方がいい犬・穀類が多いのがいい犬と様々です。
他人が良いと言ったから愛犬に合うとは限りません。
主原料が肉の物が良いと述べましたが、穀類メインの方が調子がいい犬もいます(・∀・)